十牛図@KDJapon

名古屋へ。鶴舞を降りて時間に余裕があり、China Kitchen 青蓮にてビール、海老塩ラーメンと若鶏とジャガイモの黒胡椒炒め。味は逸品なのだが常連と思しき客がそもそも大声で話をしていたところ更に大声で店内で携帯をかけ始め不快。先週に続いてKDJapon、2000+500。しばらくして出演者ご一行が来場、津山さんも!「最後に出るからな」。どこから録ろうかと、今宵は階上へ向かう。今宵ドリンクはテキーラ・サンライズとかラム・コークとか。
河端一+Kei。十手グリッサンドもあったが主に指で弾くデュオとなる。Keiもあまり奏法を散らさないので集中して聴ける。短めだったが河端さんの出番はここで終わり。Crazy River/Love Hz/kobi(from Norway)。アンビエントというよりもゴツゴツしたノイズを発信する二人のうち一人はビギン(沖縄)のボーカルのような体格で同じ帽子をかぶっている。この座り込んで演奏する姿にはまだなじめず。サイケ貴公子Perは舞台の袖に腰掛けてギターの弦をゴキゴキやっている様子は退屈そうにみえてしまう。サンカシオン。KeiにSax+Dsのトリオ。Kei以外の個々の力量はこれからだと思うがひたむきな姿勢は好ましい。身の程をわきまえない輩に接することもあったので。最後にノルウェーのトリオが再登場して津山篤ギターシンセで参入、ドリーミーなアルペジオを加える。Perも第一部よりも熱を帯びる。で津山さんはさわやかに途中退場、もう5分ほど演奏は続いた。終演後、物販にてPerに「3年前*1限定7部のCDRを求めた者だ」と名乗りお勧めを伺うと、当時他に何を買ったかと訊いてくる。「限定のカードボードジャケCDR」と答えれば同じ音源の再発も置かれているからそれは避けて推薦してくれる。自分の売り物の歴史、顧客管理をちゃんと把握していることに感銘を受ける。サイケ貴公子よりも今回は商売人の鏡の称号を与えたい。

*1:実際は2003年7月だった