サイケ奉行VSAdios Dios @Helluva Lounge

近鉄特急〜大阪難波にて同じホームから阪神難波線急行に乗り換えて元町入り。直前に仕入れた情報によってあわよくば新開地・アートビレッジセンターで開かれる「<音楽>の正しい聴き方」(安田謙一)とハシゴしたかったのだが自宅出発が遅れて間に合わないどころか夕食も取らずにHelluva Loungeへ。1500+500。サイケ奉行とは津山篤須原敬三+Nani+西滝太。《想い出波止場山本精一》との触れ込みもみうけられたし、当日のMCでも《時代劇とブリティッシュ・ロックの融合を目指す》(津山篤)とのことだが、それら爆笑MC&歌詞を除くとフェイクは遥かに少ない。LP両面にわたるほど十分な「組曲」分量の演奏に加えて津山さんが好んで取り上げる「見張塔からずっと」のサイケ奉行版、とりわけ津山篤の弾きまくりに惹きつけられる。津山さんは次のバンドを最大級の賛辞で紹介したが、サイケ奉行もかなりの出来栄え。さて河端2デイズの初日。Adios Diosは当方二度目。Bearsと同様に中央前方に鎮座するDsセットのバスドラには岡野太じしんによるアートワークあり。今回はブレイク時にドラも披露。最前列で観ても楽しめるDsなのである。森田聖を河端さんは「浪花のジャコ・パストリアス」と紹介。打ち上げに参加しかけたが初めて利用するビジネスホテルでチェックインしておらず日付が変わる前に退場。