寺島珠雄書簡集(龜鳴屋)

本書が出版予告が最初に載ったのは何年前か。単に寺島珠雄だからというわけではなく、石野覺宛であることが、当方にとって必携の出版であろうと踏んでいた。書が届き、慌ててぺらぺらと、案の定、私は本書に登場していた。読み流せば、なにか迷惑をかけた人…

Janis Ian

YouTubeで白髪のジャニス・イアンをみた。驚いた。同窓会で初恋の人に会ったような気持ちだ。ただ雪村いづみの「昔のあなた」の感想をとびこえてしまっている。いったい何歳?テレビ番組のゲストでソファに座ったままインタビューを受け、最後のコーナーで「…

穂高亜希子、青木智幸+望月治孝@みろくさんぶ、静岡

泊まらずに帰宅するためには途中まで車を乗り付けねばならない。久々にJR四日市駅近くの駐車場に停める。快速みえで名古屋へ到着する寸前に一瞬、Zepp名古屋が視界に入る。今宵はジャクソン・ブラウンの公演だ。足を運んだのはいつだったのか、忘れかけてい…

グルグル祭り@Tokuzo

マニ・ノイマイヤー来日20周年記念のグルグル祭り。さてTokuzoだけでも幾度目の開催になろうか、どこか春の便りを感じさせる恒例のイヴェントだ。そういえば6年前の3月11日の晩も予定どおり行われたのを思い出す。脇をかためるのは吉田達也、津山篤、河端一…

Tomoyuki Aoki Harutaka Mochizuki @Namba Bears

この日、タイバンに当方の見知らぬデュオが立った。テルミンを2台、一人は若き女性だが、もう一方はええ年格好のおっさんがギターもかかえる。当方、関西アンダーグラウンドに精通しておらず、ただ集客の具合から(失礼)さほどレジェンドでもない人だと推定…

おまつとまさる氏 @元田中ZANPANO

叡山電鉄の一つ目、初めて降りる駅。その駅舎を広いガラスから臨むことのできるビルの2Fが会場の喫茶店。松倉さんが、こっちどうぞ、と前を勧めていただいたが少々後退して着席。チャイミルク。対バンはAZUMI、気持ちよく歌う分だけこちらは離れてしまう。津…

Victoriaは70年代のバンドですが

Victoria - s/t (shadoks,CD)某ネットショップより。 昨年の後半に当方が熱中したもののひとつに、JA(Jefferson Airplane)フォロワーをフォローした。そもそもJAじたい、ちゃんと聴き込んでこなかったわけだし、フォロワーといってもJAとはなんら関係なく…

あきれたぼういず/川田義雄 - 楽しき南洋 (off note/華宙舎)

新年なので、旧年に求めたもののうちからおめでたいものを。オフノートのレーベル内新レーベル(いったいいくつめか?!)、瀬川昌久氏監修による復刻盤。瀬川昌久氏による復刻といえば近年ではBridgeから「日本のジャズソング」増補版が挙げられるだろうし…

あけましておめでとうございます。

帰省先ではおせち代わりにB級グルメ化してしまった○○餃子で太ってしまう。往復の新幹線では、「ゴジラと日の丸」(片山杜秀)を。1991年から2002年までのコラムを集めたもの。時事問題から音楽まで一貫して《戦前》からの視点が興味ぶかい。ただし精神分析の…

トリオトリオ、レコ発@ええかげん

河芸・ええかげんを訪れました。地元のレコード店マザーグースレコードが自らのレーベルを発足、その第一弾のレコ発として企画されたものです。正直、ネット上ではあまり話題が飛び交っているようにはみえなかったし、大丈夫なのだろうかと怖いものみたさで…

京都からハシゴ〜光宙★魔呼斗, Human Shower@彦根epice cafe

自宅でばたばたとしていたら予定していたJR線乗り継ぎに間に合わず、急遽近鉄特急にて京都へ。丹波橋で京阪ダッシュ乗換で出町柳下車。Googleマップもプリントアウトして持参、もう完璧かと思いきや、Googleマップで吹き出しの「A」が指し示す地点に目的の清…

Adios Dios@難波Bears

仕事の早退はかなわず、車にて伊賀神戸駅へ。区間快速に飛び乗ろうとして線路にマイクの部品を落としてしまい焦ったが無事に難波入り。1500円。ちょうど3番目、Ivizaの演奏に間に合う。トリがAdios Dios。ドラは不在だがサイケデリック・スピード・フリーク…

ゑでぃまぁこん@旧グッゲンハイム邸

いつもなら山陽本線で車窓から眺めるだけの駅で降りるのは不思議な気分。とりわけ塩屋は山陽電鉄とJRの駅舎が非対称に連なり、海浜に近いこともあって、通過するたびに身の焦がれる思いをいだくロケーションだったから。駅周辺の地図をネット上で準備、いわ…

幻堂復活の日@ちんき堂

わずかに早退して一路神戸へ。週末の元町地上に覚悟して出れば割と空いている。金曜日はルミナリエはなかったのだ。ほっとして、ちんき堂へ。1000円。「幻堂復活の日」。幻堂イヴェントして当方が訪れるのは幻堂百年祭以来、まる6年ぶり。ちんき堂のスペース…

Singersong “Writer”s@Tokuzo

いつもの時間にTokuzoへつくと、既に結構テーブルが埋まってにぎやか(今宵出演する大所帯のメンバーもテーブルを使っていたので賑やかだったわけだ)。2500+500。ノリボナーラ、ウコン酎。そもそも本日出向くきっかけは、ガンジー石原が名古屋で、しかもバ…

河端一ギターソロ@スミス記念堂〜豊橋へはしご

お昼前に出発、10月と同様、草津線経由の津→名古屋の切符を求める。彦根駅到着が14時前と早かったのでゆっくりと徒歩にてスミス記念堂へ向かう。途中、いちご大福やら、ひこにゃんドラ焼きをおみやげとして求む。2000円。スミス記念堂には昨晩からの合流組も…

Acid Mothers Festival @ Tokuzo

この前売券を求めた日がチケットぴあで発行手数料を取られるようになったちょうど初日にあたった。アシッド・マザーズ・フェスティバルゆえ前売券を求めるしかないわけだが、こうなるとそもそもぴあを経由する必然性はないように思えるのはふだん通うライヴ…

Japanese New Music Festival @Helluva Lounge

近鉄〜阪神なんば線にて元町下車。ルミナリエとぶつかってしまった。地上に上がれば、既に駅南の交差点には警察の街頭車から婦人警官が拡声器で何やら叫んでいる。元町から三宮方向へ流れるために、そのスタート地点である元町の流れを作ろうとしているわけ…

ドアーズ・まぼろしの世界@名古屋シネマテーク

無料鑑賞券の有効期限が切れるぎりぎりで今池へ出向く。鮮明な画質は、既にフィルムではなくデジタル何やらという映写方式であろうか。出来事や事件を編年体に追う、意外にもオーソドックスなヒストリーものであった。ジム・モリソン演じるドライバーが砂漠…

大貫妙子+坂本龍一 UTAU tour @愛知県芸術劇場コンサートホール

本日は東西にてライヴ・スケジュールが大量にかぶっていた。最大の要因は、嫁さんと十数年ぶりに出かけるライヴということで決定。8400円。先行前売には間に合わずいろいろ特典があったようで残念。高額といえば言えなくもないが、ライヴハウス数軒分と考え…

a qui avec Gabriel + 河端一 @ スミス記念堂

車で、法定速度を遵守して。水口バイパスは10月に無料となっていた。11月最後の週末ゆえ湖東三山に紅葉目当てのマイカーが多いのではという予想は裏切られ、順調に到着。2000円。スミス記念堂に入れば、既にギターPAは中央後方にほぼ上方を向けて寝かされて…

a qui avec Gabriel, 河端一INUI @ Helluva Lounge

毎週木曜日は早退することができない。それを承知で神戸へ。人身事故の余韻か、JR大阪駅のホームには電車を待つ人々があふれており、更に到着を遅らせる。Helluva Loungeに着くと幕間のBGM、ちょうど、さんましめさばが終わったところだった。今宵は2人編成…

わすれろ草、オーロラ@K.D.Japon

日曜日の午後、小春日和の中央線高架下、時間は過ぎていく。2時開場/3時開演という触れ込みであったが実際に入場できたのは2時40分を廻ってからであった。2500+500。わすれろ草はCDRで予習済み(いちいちこんなことを断るのもヘンですが、ライヴに臨むとし…

20 Guilders レコ発@彦根・カフェ朴

午後出発。先月の反省のもと、会場が駅に近いという情報もあり(つまり飲酒を前提に)JRにて出発。時間の遅くなる復路に関西線は使えず名古屋から近鉄を利用するしかないことがわかっていたので「津→名古屋」で一枚の切符を求む。直通であれば快速みえで750…

20 Guilders レコ発@K.D.Japon

痛恨の遅刻、フリーダムの皆さん御免なさい。2000+500。すでにGofishが演奏中で残り2バンドかとおもいきや、次がもう20 Guildersだという。村上ゴンゾは単独ではなく、20 Guilders への参加であった。考えてみれば村上ゴンゾの純然たるソロ・パフォーマンス…

さんましめさばの新作

さんましめさば - Live (CDR) タケヤリさまから届く。これは8月13日Helluva Loungeで行われたライヴ盤。河端一をして《いやはやその音を目の当たりならぬ耳の当たりにして唖然愕然、昨今流行かと思しき所謂フォーク系アングラ女性ボーカルの類いとは全く異な…

午後、知人の結婚式で静岡へ。もう少し早めに始まっていれば辿りつけるところがちょうど中途半端な時間に始まって遅い時間に終わり、いまから浜松で途中下車しても既にライヴもアンコールを迎えているだろう時刻。一応、録音機材など持参で臨んだ式だったが…

山内桂、鈴木昭男@三重県立美術館

台風もかすめて曇り空のなか、自転車で三重県立美術館へ。「ひろがるアート」展のミュージアム・コンサート。早く着いてしまってしばし待つ。ぶらりと売店に入れば、小さなプラスチックの飾りが5万円、10万円とおもいきや元永某の「作品」だった。音楽に比べ…

Mason Jones+河端一@難波Bears

夕方より出発。1500円。開演に幾分遅れて到着。トップのLovely Snoopy Love。すぐにニューウェイヴ風、だと結論付けてしまう。がギターの音づくり、さらにヴォーカルの音色が秀逸。楽器の持ち替え=椅子取りゲームMusical Chairもよし(MaquiladoraやJugz参…

TEASI、松倉如子+渡辺勝@KDJapon

名古屋にて夕方より単独行動へ。まずは名古屋地下街を探索。マイミクのBMさんに刺激を受けて、今更ながらミッドランドスクエア建立に伴う地下街の変貌を調査=歩くだけのことですが。途中通りかかった「文化堂」サンロード店がセール中であることが判明、美…