Acid Mothers Festival Vol.6@Tokuzo

暖かさが戻る。近鉄急行に乗った直後、前売券を忘れたことに気づき次の駅で下車、向かいには普通電車が出るところ、Uターン。再度近鉄へ、今度は特急で。開場時間を過ぎていたがまだ行列が出来たままで最後尾に並ぶ。銀杏並木がまだ美しい。2800+500、例年のように前売券にはCDR付。昨年の最前列から撤退、ベンチ席を確保する。Shopzoneにて、まずレアアイテムをゲット(おそらくオークションに出しても誰も競合しないであろう品々)、続いて恒例の「世界のアンダーグラウンド」蚤の市、これも少々。更にアナログ100円均一からFolkwaysのエキゾ物を当方向けとみて少々。フロア満員。ベンチに立ち上がって鑑賞&記録。
山本精一Acid Mothers Temple」(Tokuzoのチラシの記載より)。「大サイケってダィサいっけ?」と津山さん。シスコ系、デッド系といおうか、ゆるゆる、からからでスタート。AMTのスタンダードもソロプレイやテンポ変化を抑えバンド・サウンド化、「完全にアウェイ」とはいえソロを河端ときちんと分け合う山本のピッキングが冴える。オークションではイントロとエンディングに津山さんのジングル入り(なんという楽器?エンディングでは山本の尺八も)、まず明日香村のお守り+ポスター2種ほか、Silkscreenのポスターは集めきれないが購入しようとすれば数十$かかってしまう。音源に関しては無事ゲット、加えてあの太陽公園で幻となった天安門会場Shopzoneが設置された万里の長城への案内板(段ボール製)もいっしょにプレゼント、こういうのを保存しておくところが嬉しい。山本精一関連に超レアもの多し、手出せず。第二部では栗山純が意外やかぶりものでお色直しを繰り返す華やかさ&如何わしさ。最後には「god bless psychedelic (?)」のフレーズ曲でフロアが揺れた。アンコールの「la novia」は津山篤のアコギに河端一のel-gが挿入されて短くも聴きものに。AMT祭りが野郎ばかりで構成されたのは初めてのことだが、いつぞやBearsで始まった山本の絡むサイケ大会「××をフィルモアに!」シリーズが洒落を超えてマジに達成してしまった。近鉄終電で帰宅。

  • Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U.F.O. - Acid Motherly Love (Riot Season,CD)
  • Acid Mothers Temple Festival Vol.5 (Acid Mothers Temple,DVD) ※当方の提供パートが異常に暗い画像で申し訳ない。
  • Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U.F.O. - The Early Acid Mothers Temple Recordings 1995-1997 (synesthetic records,Triple Trip Edition) 2,3年越しのリリース。初期カセットの復刻、通常盤は2LPだがコンプリートの復刻は100部のみ、sold out in advance。北欧(ユーロ)から送料込みで注文しても相当な額になってしまうことおもえば高くない。オークションにて。
  • Ould Pack #2 (cassette+text,limited) Ilya Monosov & Kawabata Makoto のソロ作品収録。
  • Nice Pooper (zine+CDR) AMT一曲収録。
  • Tabata Mitsuru - We All Gonna Face The Rising Sun (Ruby Red Editora,CD)
  • 20 Guilders - s/t (self-released,CDR) Tabata+Junzoのユニット。
  • Acid Mothers Festival記念Tシャツ(L,black)