Acid Mothers Festival @ Tokuzo

この前売券を求めた日がチケットぴあで発行手数料を取られるようになったちょうど初日にあたった。アシッド・マザーズ・フェスティバルゆえ前売券を求めるしかないわけだが、こうなるとそもそもぴあを経由する必然性はないように思えるのはふだん通うライヴが別世界だからか。さて雨上がりの今池界隈。行列人数は控えめに開場。今年はステージ前を広く空けてフロア後方にテーブルが用意されるレイアウトに。鬼怒無月はこれまでノーマークであったことを白状せねばならない(わずかにAcid Mothers TempleレーベルのCDRのみ所持)。端麗なギター演奏に河端さんのギターが対比される。ふだんのフェスティバルよりも遥かに鑑賞度が高い。例年が悪いわけというわけではなく、このような機会でなければなかなかお目にかかれないアンサンブルだということ。当方、第一部は津山さん側左翼、第二部を河端さん側右翼と贅沢にも移動したが、最前列では自分の位置する反対側の遠いギターが聴き取れず、鑑賞するのみであれば、後方に置かれたテーブルに座るのも馬鹿にできないと知る。第二部だけでも一時間半近くあり、もしもライヴ盤がリリースされるならばぜひ2枚組の分量を要望したい(録音が失敗していたのです)。オークションにも不況の蔭か、自らの意思よりも多くのTシャツが手に入ってしまった。Acid Mothers Temple謹製ラッキョウや激硬味噌煮込みうどんなども次々と競り落としてしまう。振る舞い酒でビールのおかわりもできて終電にて帰宅。