どんとと私

(okinawa というジャンルが成立するのだろうか?)さて「沖縄藝能新聞ばん」最新号でカチャーシーに関連してどんとのことに触れられていた。デビュー頃の黄色い声に囲まれたライヴも野郎二人で出向いたこともあったが、おやっと思わせたのが沖縄と関連して。当方が目にしたどんと。ボ・ガンボスのカウントダウン@那覇喜納昌吉と活き活きと共演。苛ついていた解散ライヴ@ボトムライン。二度ほど観たうちなーでのソロ。照屋林助がのり移ったかのような物真似。密室の芸。男風呂・女風呂のゆるさ、いかがわしさ。そしてしばしばみかけた、コザのライヴハウスの客席に佇むどんと。彼の嫁さんがスピリチャルな(このことばが便利なものでつい使ってしまいますが)路線に停滞してしまっているいま、なんともはみ出た音楽、カラカラに乾いた、祝祭の音楽をやっていたか、思い出しても眩暈がする。