新・ギターまつり@Hard Rain

津駅より近鉄アーバンライナーで関西入り=宿泊覚悟。\2000/2300+500。ガイジン5,6名の存在感がある、そんな集客数。ヒロシNA+ジン+津山篤+河端一+ジョンソン+ソニックユースケ。3回目を迎えてけっこう細かな新ルールがムーリード改め時化タカオより告げられる。第一部は6名をクジで2グループに分けて3'G'プレイを要請。ところがきっちりユースケ+ニプリッツ組、ジョンソン+AMT組に分かれてしまう。前者はヒロシのナンバーのバリエーション、後者では河端一がギターのボディにボーカルマイクをセッティング。これは懐かしCASIOの「エレキング」、アンプ内臓でカセットテープが聞けるやつ。後で伺うとGuyさんから借用したものだとか、女性ステッカーやら貼ってあった。カセットに録音済みの「紫の炎」をVoマイクで拾い、これに演奏を重ねようとする。しかるに音源の音量が上がらず、津山さんのアクション&ボーカルを浮きだって楽しむことになる。第二部、60分一本勝負で6名入り乱れ。導入のソニックユースケのグリッサンド奏法が美しい。河端一を師匠といって憚らないが、なによりもまず音楽的な関係であることが馴れ合いに陥らせていない。だがまたしても「エレキング」が乱入、フランシス・レイでいったん場外乱闘と化してから「Lady Pink Lemonade」へ流れ、ラストでやっと6名のセッション風となったと思いきややがて「Machiko」で幕。終演直後、河端さんのアナウンスから察するに、またしても筋書き通りにはいかなかったようだ(この、またしても、とは3年前のギターロイヤルランブルTokuzoあたりを指す)。筋書き通りにいかないのが格闘技…と唇寒しだが、逃がさなくてよかったイヴェントだった。がこれで終わりではなかった。アフターワーズ・セッション?。津山さんがみずからCD棚へ入って選んだアルバム群、Steeleye Span,Fairport Convention,Trees…に津山さんのギター+akikoさんのダンスを披露、実質 Atsushino & Akiko Tsuyamason の再演。更に河端さんもギターで参加。身に染みる計らいだった。今宵は控えるつもりがラガー+チューハイ割5,6杯。梅田泊。