グルグル祭り2010＠Tokuzo

地下鉄の駅から駆け足で到着。2500円。まずエツコさんに前回のDVDRを手渡し。開演が7時30分であることに気づいたのはテーブルにて一息ついてから。これなら急ぐ必要はなかった、腹ごしらえできるわいと食事を注文したところ、今度は炒めビーフンがなかなかこなくて結局慌てて食す。さて今年、記録をどうしようか、と躊躇したものの、相席の方から「すべきですよ」と後押しを受けて敢行。Acid Mothers Temple SWR〜Manitatsu〜Acid Mothers Guru Guru。AMGGもまたall improvisedであることには変わりないが、初期のAcid Gurus Templeの頃よりもGuru Guruのレパートリーをより多く取り入れているようで、途中、Maniさん手持ちのエレクトロニクスを使用するなどゴリ押しではなかった。津山さんはSax,リコーダなどで先日より大流行のディレイで操る時間もあれどほぼMonster Bassに徹していた（Introのボウイング・ベースを除き）。「今年もマニさんがやってきた」と恒例とはいえ高齢であり、決して成り立ちじたい自明とはいえない。かつて同じ東海地区にて若者らに囲まれ、気楽なセッションを行こなっていた姿を観た覚えがあり、その内容はともかくもこの年齢でという意味だけでも敬意を示すべきだったが、今宵を含めグルグル祭りレベルで演奏をこなすのは貫禄だけでは通用せず、ロックの歴史に疎い当方でも感慨深いものがある。今年はアンコールなく10PMを迎えた。
ところでManiさんの参加するイヴェントといえば、先週すでに名古屋で行われていたのを当方見送っていたが、さらに先週末にはなんと三重県鈴鹿にもきていた、しかもOniとのデュオで。しかもタイバンはドラトリック・リスとは！当方、前もって知っていたもののどうしてもお伺いできなかった。そもそもそんなイヴェントが三重県で企画された驚きを禁じえなかったがそれを超えた衝撃が、その主催者じしんによるイヴェントの会計報告である。まるで密約文書が公開されたような、偽りのない、切ない報告である。