AMT & The Cosmic Blues Band, Kinski @Helluva Lounge

早退して近鉄特急にて。特急の終点後、初めて阪神なんば線に乗り換える。地下鉄など乗換えが大幅に減ったこと、少々割安となったことなど。自分が乗ったのは普通各駅停車だったのでさほど時間的に短縮されたわけではない(というかかなり時間がかかった気がする)が、意外だったのは通学利用者も多く、既に生活の場となっていたこと。新線の「ハレ」の気分ではなかった。ところで近鉄特急は当方にとって移動のための「ケ」の時間でしかないのだが。さてチェーン店の中華を食べて開場時間ちょうどにお伺いすれば…まだ誰もいない。2300+500。今宵はウーロン割で統一。前回のKinskiツアーは2001年。当方がまだAMTに出会わなかった時代のこと。今回のツアーでAcid Mothers Temple & The Cosmic Blues Bandがブッキングされているのは京都と神戸だけ。河端さんにお伺いすれば「関西だからブルースを」と。そなあほな。またも最前列で津山篤の身ぶり、手ぶりを満喫したのだが逆にPAに近すぎて河端一のシンセは聞き取れず、後で録音を聴いたらかなりの音圧でギュイーンと出ていたので驚いた。それに田畑さんのBsがでかい。ブルース、とはいえブルースロックとは似て非なり、志村さんのDsのリズムが際立つ。ハードロックにならない、フリージャズ的なミニマムなかほりさえ。