黄金ランプ、自由次元@K.D.Japon

梅雨時、電車による移動では傘がやっかいで、とりわけ本日は三脚も持参ゆえ思い切って傘を持たずに職場を出発、結果として帰宅するまで降らなかったのだが。いつもの四川料理店で、蛸と野菜の四川風サラダ+ヱビスビール。辛いけど旨い。性懲りもなく冷麺もまたラー油のかかった辛いほうを選択。大汗をかいてK.D.Japonへ。2000円。あまりに口が辛いままなのでテキーラサンライズで口直し。久しぶりにI**夫妻にお遭いする。既に折り返しに近いながら今年の抱負をお伺いした、楽しみなこと。さてタイバンの黄金ランプは、これまで幾度かのポールダンスで衝撃を受けた、Kasuminさんを含むトリオだ。Kasuminさんは自主映画制作など多芸、昨年末唐突にバンド結成された、とくればもしや「関西ゼロ世代」(失礼)をぶっ飛ばす何かをやらかしてくれるのではと固唾をのんで待てば、Kasuminさんはレインボーカラーのふんわりとした上着姿の(服の名称知らず)可愛らしい井出達でドラムセットに座る。更なる驚きはドラムスの音はミニマムに、男性ボーカル(bs)がファルセットさえ交えて美しく歌う、はっぴいえんどサニーデイサービス的?Kasuminさんは手元のキーボードも同時に担当。完璧に予想が外れた。終演後、K**さんからこれもビデオ撮りしたの?と訊かれ、「いつポールダンスやるかもしれないからね」などと茶化して返してしたが、いかんせん"日本語ロック"のまま終演となった。ステージに上がったのはまだ2度目だという。だからこそ、その完成度の高さが気になる。今宵の自由次元、情宣にも「+エイリィ」とあり、いったい誰だろうと思いきや、そもそも先日Club Rock'n'Rollでもゲスト出演したel-gtその人がエイリィさんであった。一曲目が先日のラストと同曲、しかし先日の演奏があたかもリハであったかのように、今宵が完璧だった。カヴァーであるかないかは重要でないくらい。ライヴ盤でも聞かれた短いインプロを挟み、今宵はバンド演奏として堂々80分。お客も多く、当初最後尾から録画していたが止むを得ず前に移動した分、純さんしか映らなくなってしまったが、かつてつるばみを撮るのに河端さんの姿のみを追った記録があったことを思い出し、そのまま続ける。しかし三脚は周囲に迷惑極まりなく、ぶれても手持ちで向けるべきでした。先日の某所でも幾台かのビデオカメラがまわされていたが、近年大画面化している液晶ファインダがステージ前でうろつく図はあかんと思う(主催者だとしても)。当方は可能な限り他の客にはファインダがみえないよう注意しているつもりだが…。