23日・第3回乞食の晩餐會, Guy@Terrazzo

さて第二幕、はしごを敢行します。京阪東福寺駅にてJRに乗り換え京都駅へ。ここは奮発、新幹線で名古屋へ向かいます。目の前の窓口で買った切符なのに改札でピンポン!明後日より有効の切符ですねっていったいJR職員は!とクレーマー化する間もなく僅か30分で名古屋に到着します。混雑するイルミネーションを避けて地下街を移動、友人と台湾料理を食べてから円頓寺商店街銀座街へ。Rockbar Terrazzoの「第3回乞食の晩餐會」、既にトップバッターの森香さんによるどんとのカバー曲が洩れ出て聞こえます。フライヤーによれば《普通のカッコお断り》とのことでしたがとりあえずパス(強行突破)、けんちん汁が振舞われます。さて、リョウガイRyoguyのRyokoさんは本日欠席。いったいどうなってしまうのか、という戸惑いもなさげにGuyさんはGuyさんで、先日KDJaponでお披露目した昭和32年発行の雑誌をめくりながらニコニコと「ひとりリョウガイ」を始めました。たとえば、2ndCDRでは歌詞の意味はほとんど抜かれて即興度が高くなっていたのに対し、今宵は忘年会ということで歌詞への依存度が高まってしまいます。本文中のオチを探りながらフレットレスのギタープレイが緊迫をつくっていく進行は同じなのです、がなにやらひとつのカタルシスが表現されて、いつもならここで突っ込みが入るところですが、今宵フルートが聞かれません。代わりになじみ客の突っ込みです。Guyさんもちょっとさびしいようでしたが、アンコールにも応えてくれました。Ryoguyの創作の秘密、魅力の秘密が解き明かされた夜かもしれません。店内のBGMは先日リリースされたばかりの「Acid Mothers Temple Festival vol.5」、Junさんの店でJunさんのヴォーカルを聴くのも乙なものです。70年代の沢田研二が流れる中、お暇しました。