GURU GURU祭り@Bears

《Acid Mothers Styleに程遠い追っかけ記・その2》仕事を終えて近鉄特急にて悠々と難波着、やはり電車が落ちつく。ファーストフードを済ませて難波中で信号待ちをしてふと横をみれば見覚えのある白人女性が微笑んでいる…AudreyをナビゲートしてBears入り。2300円。6時過ぎ、最前列に陣取る。結局今宵はアルコールを摂らなかった。津山さんから衝撃の情報。
開演、いきなりAcid Mothers Temple SWRというのが贅沢。津山さんは小さなリード笛から始まりベースへ。途中、ベース音をループさせ、ベースを担いだまま小型のギターで河端さんと応酬する。ループ音は吉田達也と相性が良い。河端さんは昨夜の記憶と比べてもよく弾く。SWRは一応、曲仕立てになっているから4,5「曲」演奏し、全員がずっこけて幕。ところでAudreyは今宵、カメラマンを発揮、ステージ脇よりパナソニックの機材を抱えていた。張り合うわけではないが当方、最前列で撮るからには失礼にならないよう着席するようにしてきた(後になって文句を書く輩がいます)。しかし今宵に限ってそのポジションだとDsの手前に置かれた物置でドラマーの姿が隠れてしまうためしかたなく中腰で構える。すると程なく足がガクガクとしてきた。後ろの皆さんホント申し訳ない、と心の中で懺悔して起立に切り替え、背の高いPAにぴたり張り付いて撮る。
一昨日の近江八幡は伺えなかったが今宵も「二人羽織」か、一セットのDsとその周辺にばら撒かれたPerc類をマニ・ノイマイヤー吉田達也が少しずつ位置をずれながら変えていく。ばら撒かれたパーカッションをメンコのように叩き続けるのはマニさんの専売特許だが一人遊びより二人のほうが楽しそう、何よりも観飽きることがない。
Acid Mothers Guru Guru。前回Bridgeで観たのは一年以上も昔、まだAcid Gurus Templeを名乗っていた頃。津山×河端×トライアングルのもう一角を誰が占めるか、不特定なユニットだと思っていたら、パーマネントな形となっていった。津山さんがせわしなく(失礼)楽器持ち替えをしながら終盤、ブレイクの入る例の曲へ。終演は9時30分過ぎ。この時間だと初めから判明していれば昨日も近鉄にて楽チンに大阪入りできたのだが…終電から2番目の区間快速で帰宅。