わすれろ草、オーロラ@K.D.Japon

日曜日の午後、小春日和の中央線高架下、時間は過ぎていく。2時開場/3時開演という触れ込みであったが実際に入場できたのは2時40分を廻ってからであった。2500+500。わすれろ草はCDRで予習済み(いちいちこんなことを断るのもヘンですが、ライヴに臨むとしてひとつの態度表明です)。ゑでぃとツユコさんの女性コーラス、あるいはイッペイさんのハイトーンの声を活かしたハモりがゑでぃまぁこんにない特徴か。ゑでぃまぁこんの「新しい場所」が更に「四季」派(丸山薫)と化したような「レム王子、旅に出る」が美しい。続いてオーロラ。Sax+Bs+Dsのトリオ、といっても川端稔Saxのが素っ頓狂な唄を歌ってから即興に入るパターン。それと集団即興との落差も聴きどころか。しかし当方、わくわく感は少なかった。その一本調子の唄がどうも耳にさわってしまう。歌うときは故意に直立不動で、戦前歌謡へのオマージュと思われるのだが。当日のフライヤーで、年末に塩屋でゑでぃまぁこんワンマンがあることを知り、とても行きたくなってしまった、そういう効果のあるライヴでもあった。