午前、子どものお供でアンナ・カヴァン「氷」読み続ける。これは、正午なり時々日記で紹介されていたもの。午後、睡魔に襲われる。その後、録画しておいたタモリ倶楽部、当地では一週遅れ(二週?)のためビートルズ特集ではなく「東海道新幹線の車窓から」。これはおもしろすぎた。安易なセットだけでも突っ込みどころ満載。栗山景というライターの解説にタモリが興味津々の視線を向けていた。タモリ倶楽部の鉄道モノはほんとうにおもしろい。偶然に見ることのできた「原田芳雄カシオペア乗車全記録」は今夏の当方の旅行に大いなる影響を与えている。さて同時録画のNHKのはリマスター発売の宣伝か、初公開も含むとのことだがはしょりすぎ。これもまた録画して溜まりに溜まっている「水戸黄門」第9部をひとつ、6月末に録画したもの。本物の黄門さまがニセ黄門役を演ずるという凝ったあらすじ。尾藤イサオの演技に泣けた。たかが水戸黄門されど…再放送が続いているのは前々から知っていたし、第9部では既に格さんが横内正から大和田伸也に交替しているがこうして録画しだした訳はひとえにゲストにある。当時の名優、あるいは渋い脇役どころが週替わりで登場する。たとえば加藤嘉、上田忠好とか。奈良富士子(美人はいかが)とかやはり好きだった。上田忠好はその経歴をチェックすればほとんど当方の生育暦と重なるようなものだが、たとえば「太陽にほえろ・マカロニ死す」の回でいかがわしい、怯えたタレコミ役など印象に残っている。さて9月連休の計画を練る。家族サービスと2デイズの間で悩む。