超ナスカ・カー@難波Bears

家の義務用件を済ませると既に夕刻に近づいていた。前もって日帰りのはずが車を飛ばさないと下手をすればトリにも間に合わなくなる、そう思うといまから車に乗ることも億劫に感じられてしまった。そこで今宵も宿泊の許可が無事に発行され、名張シティホテルを当日予約済ませ、最寄の駅から難波行き特急に乗り込む。慌しかった一週間を祝し、往きの車内にて早くも缶ハイボールでリラックスする。車内広告で下町風情のなぎらけんいちが宣伝していたやつ、たしかに宣伝どおり辛口。今宵もまた開演には間に合わないことも自明、今週の3題ともそうであった。酩酊して難波駅エスカレータを上り、Bearsに到着する直前に社長らしき人影とすれ違った。階下に到着すれば2番目のアメリコが始まったところだという。1500円+缶ビール×2。フロア後方でビデオカメラの向きを調整していた須原さんに今宵ノイズわかめの持ち時間はいかほどですかと質問すればもう終わりましたと。嗚呼。他の出演2バンドが東京からのアウェイで、超ナスカ・カーがトリ、須原さんもまた企画者であることから導かれる当然の答えに気づくことが前もってできなかった。失礼しました。Americoはアメリカン・グラフィティラモーンズ化か、手馴れた流れ。Punkuboiはロマン・ポルシェのディレイ担当のソロユニットだという。いきなりフロアに転げまわる。身を張った芸といって思い出すのはクリトリック・リスだが比べようにもそもそも幾度もこちらに接近遭遇〜衝突してきて当方の機材が危うくなったのでいったん撤退す。超ナスカ・カー。まず2002年のメンバーで一曲、と先ほどのAmericoの女性が歌う。そこで流れが一旦切れ(当方には懐かしくないところがつらい)続いて練習につぐ練習と告知されていたクリムゾン・カバー曲。ギター3本を擁して中屋さんが指揮する、ギター・シンフォニー(グレン・ブランカ)。ナスカ・カーみやげを求めて帰宅。

  • Nasca Car Electronics Psychedelic Space (Deluxe Edition,2DVDR)
  • Nasca Car - Live 2008 Kyoto Urbanguild & Namba Rockets (DVDR)