Mahikari@Tokuzo

2500円。Mahikariジャパン・ツアーのフライヤーは同時期発売のアルバムのスリーヴを一部拡大させた、かなり豪華版。しかし例えば今宵のTokuzoが実質「山本精一×河端一やりっぱなし」であることにすぐには気づかないのではないか。そのようなネーム・ヴァリューだけで情宣することの功罪を自覚したうえなのだが。まずデュオ。アウェーの共演者を迎える河端さん、のいつもの振る舞いに似て、山本精一ピッキングに応えていく流れ。続く、Mahikariの本邦(=世界)初演、これはじわじわとくるところがやや散漫な終盤へと流れてしまった。それだけ昨日のGRAVES BROTHERS DELUXEの余韻があったかもしれない。