20 GUILDERS presents 東西サイケ成人の日! @ Bears

新春河端5days第三弾。積雪のないのを確認し、仕事を定時で終え、名阪国道にて伊賀神戸へと向かう。快調に進み、これならば開演時間に間に合うのではと期待する。ところが上野で名阪国道を降りると大渋滞。こんなに人口動態が多かったっけ?そうではなかった。本来ラッシュアワーのない県道では道路工事による交互通行が繰り広げられていただけだった。これだけで30分はかかったのではないか。とりあえず到着した近鉄特急に飛び乗ったものの、結局、ノイズわかめが終わったところで入場。1800円。続いて高山謙一×宮下敬一。高山氏はアナログも求めてきたがライヴに接することは少なかった。しかし本日の朗読で氏のライヴの魅力を語れと言われたら沈黙してしまうだろう。などと記せばまた友人が減っていくだろうが、実際、ライヴ中客席での私語の多さにも驚いたくらいだから説明不能。昨年末、浜松Lucreziaでの白旗丘(Up-Tight)の朗読がいかに魅力的であったことか懐かしい。さてDsセットが左方向に移動しステージ中央向きに変えられる。しかもDs各々にマイクが据えられライヴ録音もされるようではないか。待望の、Human Showerの再演だ。いよいよ……ところが。今宵のHuman Showerはかっこいいだけで終わってしまった。時間が圧していてわずかに15分ほどであったことは問題ない、ただ一点、あの初演、ムジカジャポニカでのアホらしい、形容しがたいパフォーマンスはどうなってしまったのか。当方はいつもないものねだりをしてしまうのか、それにしても一度取り逃がした音は二度と戻ってこない。最前列、十分に迫力ある演奏であったが、きっと当方一人だけが「あのHuman Showerはどこへ?」と戸惑うばかりだった。で時間が圧してトリ=企画の20Guildersfeat 三木英男 (震える舌)もまたわずかな演奏時間となった。田畑さんはすでに酩酊済みとはいえ例えるならば最初の15分間で「Live Rust」〜「Reactor](Neil Young)的に燃え尽きてしまう、が門限までにはまだ時間があって、体制を建て直しフォークロック調のレパートリーを丁寧に披露する。とはいえ最後にスズキジュンゾさんが痙攣して終演。