Dislocation ワンマン @K.D.Japon

KDJaponに着くまで知らなかったのだが、今宵の趣向は「Dislocation20周年記念ワンマン」のライヴ。とはいえ岡崎さんのライヴにお伺いするのは実に25年ぶり。今池・芸音劇場にてスケルトン・クルーの来日公演の際、タイバンがまだDislocationを名乗る以前の岡崎さんのユニットだった。以来、近郊に居ながらいや近郊だからこそ遠のいていた。そんなことを言えば名古屋在住のアーティストすべてに言えてしまうのだが。今宵のきっかけはGuyさん参加ということ、そして新春一発目の平日、という好条件から。柳川さんの(流行り言葉を使えば)ぶれないSax、弾きまくりのGuyさん、そして岡崎さんの、抑揚をセーブしつつもゴージャスな、いぶし銀のElectronicsは当方のいまの耳で十二分に楽しめる。客席ほぼ中央で聞かせてもらった。小野良子Saxがゲスト、冒頭、遠慮気味にみえたが、バンドの中で馴染んでいった。予想どおり、Ryo-Guyも披露、一ヶ月間で3回もRyo-Guyに接するとは食傷気味ということはできまい。