NEW PICNIC「前夜祭」

今回の姫路入りのさ中、幾度も口にした科白が「もう満足したから帰るわ」だった。普段のライヴならばその演奏を目的に往復するだけなのだが、今回はそのクライマックスが幾重にも押し寄せたから。大阪から1450円、山陽本線沿線の風景は闇に隠れて、ただ明石大橋のネオンサインを見あげる。自宅からは3時間というのは職場から大阪に向かうのと同じ時間なのだが電車ばかりの3時間は長い。姫路駅から友人の車に乗せていただく。ライトアップされた姫路城のお膝元に駐車し、まず今宵お世話になる夕月さん宅へ。するとそこにはAcid Mothers Templeの面々をはじめ満席の「竜」待機組で埋め尽くされていた。津山さんから「とうとう来おったか」と声をかけられる。昨年、藪沢小屋は4年越しと言ったが、こちらは5年越しの実現か。徒歩でとうとう「竜」に到着。乾杯の一杯目だけ禁断の生中、あとはウーロン割を幾杯のんだのか。ホルモン鍋〜焼き飯までいただく。これで姫路入りの目的は達せられたような気がした。なお西へ向かうCDウォークマンに入っていたのは、