先日のライヴのつづき

眼我真さんという方のサイトを読み、いくつかの驚きがあった。私は地元で長いこと演奏してきたミュージシャンだと思っていた。若い頃からロック〜フォークを演り尽くして、そしていまの境地に達したものであると。いくつもの壁に突き当たって、なにか格闘した末にふと力を抜いた際に出来上がった、オリジナルのスタイルと思っていた。ところがミュージシャン歴はまだ僅かに一年未満だという。とはいえ日記を読めば長い年月を思索の日々で過ごしてきたことも知った。それがギターを手にした瞬間に停滞していた船が突然に動き出し、一気に浮上し、もう誰も止められぬ、という印象だ。先日のライヴのまとめにも慧眼が感じられた。自由次元に関しても適切な表現がなされていた。タイバンにも上品な批評が含まれていた。当方など「アシッド」などという言葉で安易に記したことを悔いた。それにしても僅か数人とはいえ理解者が存在していることはこころ強いと思う。お世辞ではなく、あのようにビデオ撮り、ハードディスクレコーディング、etc、etc...。