昼間まで居残った夢

電車に乗り遅れた。いま13時台あたり。一本、後の電車が急行か何かだから途中で追いつくはず。母親の運転する車で駅へ。焦る。改札口はなくホームに直角に横付けできる。電車は昭和の寝台車のような暗い色調で、乗り込むのはドアではなく窓から、しかもどの窓も太い格子が横ぎっているから鉄棒をするようにその隙間から車内へすべり込まねばならない。この電車の行き先は九州のビーチ、宮崎へ向かうようだ。本州離れした、広大な砂洲のイメージの地図。少なくとも東海道本線のようなメインストリームではない、脇の路線。ここが関東だとしても当日たどり着けそうにないのに車内は子ども連れの家族でにぎわって華やいだ雰囲気。最初は各駅に泊まって行く。どの駅で降りれば乗り遅れた電車に追いつくのか。思い切って湖の手前の駅で降りてみる(浜名湖のよう?)。駅には人気がなかったのに明るい海辺へ降りて行くと、よく知っている○○たちがいる。ほっとするような気持ちだが、何ら目的には到達していない。