正午なりShogo-nari、柳茶屋、saibababouzu@Lucrezia

昨夜は久々に高速を飛ばしたためか疲れが残り、本日は電車で浜松へ向かう。22時頃には終了すると踏んでの行動、さもなければ泊まろう。案の定、往きの近鉄車中ではうたた寝。浜松駅前のラーメンを食べる。Lucrezia2days、1500+500。きょうはビールをお代わり。
入り口に三木さんの姿が、しかし石田さんはまだ控え室に。体調がすぐれないとのことで予想外のトップバッター。いつもの端正なMCはきかれず、三木さんがオフマイクであいさつ、とてもレア。石田さんはシャウトで声質が乱れることもあったが、朗々でない分、緊迫感が維持され、流されない、丁寧な唄をつくっていた。夢の風景をうたった新曲も表情深く、そして終曲は何?ご本人のHPで即興歌と知る。体調がすぐれないとしてもアーティストゆえカウンターから録音させていただく。
個人的には今年最大の興味〜Dsに新しく白旗さんが加わった柳茶屋。終演後ご本人はほとんどUP-TIGHTと照れ隠ししていたが、UP-TIGHTからデーモン的ミニマリズムを差し引き白旗さんの浪漫を真正面からみせつけられたような、迷いのない演奏だった。Kiraさんとのコンビが動に対し、静の古木さんvoは白昼夢の残像のようなイメージ。以前(かなり以前ですが)に比べても力みのない唄、私はもっと力まなくてもいいと思っている。例によって開放コードのカッティング。この演奏力ならば曲づくりに派手さ〜インストパートを期待。むかって左手、古木さんのギターアンプ正面から録音。
トリがsai-baba-bouzu。馬場陽太郎ソロでも同名義かと思ったら今宵は小松さんDsとのデュオだった。アンプを2台つないだが音量はいまひとつ。またマイクから離れてしまいやすく終盤やっと声が捕らえられた。小松さんのDs、うつむき気味にたたくので損しているが、馬場くんとの掛け合いがバンドの名残をみせる。しかし彼のDsはビートでなくパルスに近いのでもう少しメリハリをつけ、デュオ体制で活かしてほしい。おなじみの曲の、幾度めかのバリエーション、変奏曲として。これは真正面から録音。