prefab, ultrabide, overhang party, tabata@Lucrezia

高速にて浜松へ。Lucrezia2daysの初日、1500+500。既にテーブルは脇へ片付けられ、にぎやかな雰囲気。アルコールは控えるつもりで早めにビールを流し込む。
prefabは実はお初、すみません。pujariさんがアメリカイズウェイティングの帽子をかぶって開始、途中頻繁にサングラスのお色直し…どこかでお目にした演出…パンクというよりもパンク前夜の、70年代半ばのパンクのようなアンダーグラウンド感(B級とも称される…)、しぶとさ、へらへら感を作っていておもしろい。pujariさんの体格がpere ubuとかふと思い出したからかも。ギタリストも客にメッセージを送り続けるのが楽しい。楽しいのがロックンロールだとしても演奏を突き放したクールさも必要、その点でprefabは醒めている部分もある。ここまではよかった。
ultrabide。2Bs+Ds。こちらは確かにパンク以降のパンクに下世話さが混じる。ここまではよかった。
久々のアンビエントなtabataソロを期待していたがいきなりカウンターに走りのぼり、前回のリベンジを達成する。そこでヒデさんが加わり、案の定、amazon salivaへ突入。Dsセットをいったん粉砕されて幕。このあたりから雲行きは怪しく。
overhang party。スズキジュンゾGt、秋山公康Dsを迎え、明らかにいかがわしさがアップしたoverhang。痙攣しながら弾くスズキジュンゾ、Dsセットを前に大股を開いて休止する秋山と不良ぶりを発揮、加えて客席からはミラーボールを高速で回転させる者、overhangの曲に飛び入りしてアジる者、これら騒然とした中で福岡は凛々しく、反戦の歌を演奏していく。黒い服に包まれて、最も強い、正統派番長の存在たる福岡の毅然とした、また寛容のある音楽への態度にあらためて敬服した。おとなやなあ。しかし演奏じたいは僅か27分ほどで終了してしまう。DJタイムで既に生演奏のできるカラオケボックス状態に近づいていた。ここまでずっと最前列かぶりつき、モニター押さえ役として座り込んで観戦。
トリのcookie mongoloid。ほんたうにセサミストリート〜クッキー・モンスターのお面をかぶって演奏。踊り子がボール紙をくり抜いたクッキーをフロアにばら撒く(まる福。のジョーカーのほうがかっこよかったが)。子どもがいたら喜ぶだろうが疲労感かさみ明日のこともあるのでおいとまする。

  • Tabata Super Psychedelico Rare Tracks (CDR) 曲目解説ほしい。