UP-TIGHT,LBM@Lucrezia

晴れているのに(明日登る予定の)近郊の山並みが霞んでみえない、くもっていても太陽の輪郭だけがくっきりしていて、もし日食ならとてもきれいだろうと思わせる不思議な天気は黄砂のせいだった。横風が強く50km制限の中、両手に力を込めて湾岸道路を進む。1500+500。UP-TIGHTは久しぶり、今年初めてとなる。ダモ鈴木ネットワークが好調だった記憶から続けると、出だしアンサンブルがしっくりこない、青木くんのgtの第1弦が切れたのも一因だが。徐々に、淡々と歌を聞かせる曲の、歌と波長を探るように音が整っていく。白旗さんは立ち上がり、バスタムを掴み上げてたたき続ける。ふとPolka Dot Slimの頃を思い出す。後退してしまったのか、いやバンドの人格を確認していく作業。Leningrad Blues Machine、tabata氏のニール・ヤング度が低かったのが残念、ラスト一曲はLucreziaを訪れていたピンキー青木(ex.ファントムギフト)がゲストでvoとhp。とはいえ何といってもTabata氏の、体重とは無縁な、反射神経のよさを特筆すべきである・・・私、LPとCD両方持ってる。最初のバンドZegenも高く掲げたギターでミラーボールをずらしてしまうし。ドリンクは控えてお暇する。