Damo Suzuki’s Network@新世界Bridge

職場を早退してフェスティバルゲートまで3時間かかった。予定より早く着いてしまった。以前よりもシャッターの閉まった風景が目立つ。3300円with 1drink。2年ぶりのダモ鈴木 with 河端一山本精一津山篤、東洋之、Taiqui。実質 Acid Mothers Temple + Omoide Hatoba。オールスターであることの功罪を認めたうえで、今宵はお祭りなのだから、とDATとビデオ両方を持ち込む。右から青いライトが照らされるため左に陣取る。ライトに浮かび上がる東さんの乱れ髪が美しい。遠ざかった右手・河端さんのギターが仕掛けると左手・精一さんのストラットからエッジの鋭い音が跳ね返る。津山さんのフェイク絡みが少ないなぁと思いきや比較していたのは前回のダモ鈴木でなくDaevid Allenの時だった。ダモさんは休憩時間にも物販の売り子で座っていたりととても地味なのだがステージではいつもかっこいいのである。東京公演では160分ぶっつづけと聞きビデオの残り時間を気にして頻繁に入れ替えしてしまうなど毎度つまらぬことに煩ったが、休憩時間、Taiquiさんからビデオ撮ってくれるよう声をかけられ俄然調子にのって第二部は最前列へ移動。ダモさんが第一部の途中でさすがに「もっと前のほうへ」と促したほど、椅子の配置が消極的、観客も静か。かく言う当方もビデオなどいじっていたが後でプレイバックすると自分の歓声ばかり入っているので許せよ。第二部の段階でベースアンプがぶっ飛び津山さんは早々にリタイア。22時から第三部が始まったためアンコールなし。最終の急行にちょうどよい時間だった。帰りの青山峠はマイナス1℃だった。

  • Acid Mothers Temple & The Cosmic Inferno Starless and Bible Black Sabbath (Alien8 Recordings) 往きの車中で本家を聴き、帰りはこの5枚目のアルバム。へヴィなワンリフを発展させたもの。ツインドラムが活かされている。ギター弾きまくりで飽きさせない。