Rough Brunch @カッチョブー

夕食後松阪へ。途中23号線バイパスの反対車線で軽自動車がスピンして破損しており警察の事故処理車が現場を指揮しているのがみえた。カッチョブーは久々。\1500 with 1drink。対バンの…は平均年齢十代で老成したフュージョンをこなす。さてレコ発ライヴ。フル・メンバーによるラフブランチを観るのはお初である。鳥谷さんとはポップスのフィールドで初めに知り合い、本業?はなかなか地元では観られなかった。昨年、メンバーのうちトリオで幾分フリーキーな演奏を気に入っていたにもかかわらず今宵まで時間がかかってしまった。ボーカルと一部弦楽器以外はノンPA、クアトロやら得三やらに比べればなんと贅沢なセッティングか。北欧〜ギリシア〜トルコ…欧州とはいえ周縁の地域に材を得た音楽、きっかりし過ぎるのではという心配は杞憂で、ノリ、ウネリが感じられた。鳥谷さんの9弦バイオリン?。終盤、ダブル・フィドルがすばらしい。NAHOもどうやってこの分野に到達したのか、無国籍風のボーカル、また客席インタビューなど欠かせぬ存在。彼らは既にフィンランドやスエーデンの音楽家とも交流があり、お門違いかもしれないが、ひとつ越境した活動にも期待したい。それは上記当方の事情に拠るのだろうが。

  • Rough Brunch - s/t (CD)