三上寛@Tokuzo

仕事を終えて車で突っ込む。2800/3200。ついでに受付で12月の Acid Mothers Temple 前売券を求む。麦焼酎×2、海鮮ビーフン。三上寛ソロ。純然たるソロ。エレキのみで2部、90分を超える。鈴鹿ではアコギによる琵琶法師だったが、今回、エレキの琵琶法師を目撃することができた。深沢七郎に捧ぐ曲〜楢山節考。コード進行のより少ない「三億円犯人」くせになる歌。20代の若者の姿が目立つ。一曲々々終わるごとに拍手が長い。それは若者らによる。イギリスでのライヴもそうだった、イギリスのようだった、と終演後に話していた。相席の、すでに孫がいる女性は三上寛二度目ということ、初めてのライヴで両手で頭をかかえる歌が気に入ったという、はたして、それは新作のハイライトでもいうべき曲でありその着眼に感心する。どのアルバムを推薦かと訊かれるので紹介文のとおりフランス録音の新作を挙げたが、それはやっぱファーストでしょうという意見もあって人の好みも十人、十色。きょうは取り締まりがきびしいだろうとアドバイスあり、ホットカルピスを飲んで醒ます。