クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲

近所のレンタルが100円セールだったので三池崇史3本と「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」借りる。後者を家族で観る。あら探しをやめる。二十世紀とは1972年までのことであって、それらをひっくるめるのは正しい。EXPO70がそれを象徴していることで自分には終始重苦しい映画だった。大人VS子どもという世代対立だけならば堂々巡りになってしまう。なつかしさと対峙するものが《家族》であるという設定が深い。どんな《家族》論よりも活き活きとしているではないか。嫁さんは「ジブリよりもよくできている」と。子どもらには難しいと思ったら最後まで黙って熱心に観ていた。原恵一監督の次作「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」も見なくちゃ。