静寂Seijaku@Tokuzo

またもTokuzoへ。2500円。お客の入りはスローペース。物販にて先に2枚求む。当初求めるつもりではなかったがついつい。梅じゃこスパゲッティの良いところは具が多くて先に麺がなくなっても残りの具が肴になるところ。静寂Seijakuワンマン。昨年の灰野敬二ブルース・バンド名義は逃していたし、灰野×山本×一楽さえも同様、予習せずに臨む。ナスノのベースはベースらしいベース音、ど太い持続音に限定し、一楽のドラムはひと小節ごとにのたうって間をおく(譜面も用意されていたから指定された進行か)。灰野はバイオリンからギター、ハープと持ち替え、徐々にボーカルパートを増やしていく。帰宅後CDを聴くとたしかにブルースものだと判明するのだが、ライヴではブルースといっても決して循環することにない、変拍子のブルースみたいでとっつきにくかった。もちろんスタイルとしてもブルースであるはずもない(そこへ近づくことを徹底的に避けていたようにもみえた)のだけれど、灰野じたいがそもそもブルースの塊りなのだから、バックとの組み合わせが慣れない感じがした。ベースの音量がギターよりもすごかったこともあり。わかってない、と言われればそれまでだが。2時間半にわたる演奏で、ウコンロックをお代わりするタイミングを失った。灰野関連ワンマンは呑み過ぎない。

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