ロスト・ソウル・ジェム

マザーグースレコードにて。自社音源を駆使した日本独自企画で、前回、既存のコンピの解説とはうって変わったはしゃぎぶりが印象的なライナーノーツ。同時発売の他の紙ジャケ物は買いなおすこともなかった、とはいえ本作の紙ジャケとはディスク2枚を一袋に詰め込んだもの。しかしながらこのように新譜を追うやりかたでよいのだろうか。ネットを情報源とすればどうしても他人が話題にしているものをほしがり、さすがに音楽情報誌も要らないと思うもののレココレだけは義務感で買い続ける。すると新譜も買わねばならぬシステムとなり、それを何十年続けてきてしまった。そういえばPhilly SoulのCDのみを詰めた段ボールがしばらくみつからずそのままにしていたがベランダ(雨ざらしではない)に格納してあったのを発見した。これもささやかなコレクションもどき。今後リマスター作業も進むだろうが買い替えをする分野でもないので手元に残り続けるから、売り払うとしてもブックオフ程度か。たとえばオージェイズのすべてを聞きかえすはずもない。これでは物がたまるだけだろう。