ルス・マリーア・ボバディージャ@京都文化博物館

一週間で二度の京都行きはめずらしい。しかし今宵の終演時間を知っていたらならば苦労して柘植まで車を出す必要はなかった。名阪国道が終日工事のため亀山バイパスが渋滞、急遽旧道へ方向変換し,さらに川沿いの道を抜けて25号線に入る。山間の静かな舗装道路を順調に、ここまではよかったが考えることは誰もが同じ、大型トラックも次々と25号線へ進入していたのに気づかず、道が細くなった箇所ではまるで紅葉観光でごったがえしていた奥香落渓のようにすれ違うことさえできない。いつもの倍以上の時間をかけて柘植駅到着。すさんだ気分を癒すために本日はとっておき、紅葉を楽しみながら加茂〜木津経由を選ぶ。予定された時間延長は気にならないから身勝手なもの。しかし紅葉はまだ?山肌はくすんでいた。とはいえ川沿いの関西線はお気に入り。外人カップルも日本鉄道の旅を満喫されていたよう。さて相当な時間をかけて京都までやってきたが会場の京都文化会館へ向かう前に某サイトで紹介されていたC's Choiceへ向かう。ちゃんとオンラインマップで印をつけてきたはずなのに…迷う。あるべきところに店がない。もう一度大通りへ出て入りなおしても同じ…と思いきや照明のまぶしいホットドッグ屋の脇にいぶし銀の看板が置かれていた。ただ看板だけはみつかったがはやり店がわからない。実際、ぜんぜん関係のない奥まった家まで入ってしまった。さきほどのホットドッグ屋のバイト娘に訊けば同じマンションの中だという。某サイトの紹介では、店に客がいないときには照明は消されているとのことだったがそうではなかった。とても狭い敷地ながらマニアックな揃え、どの輸入盤にも背表紙にカタカナが記されている。で手持ち金が極端に少ないこともあって申し訳ないことに少量のみ。ところがお店の方は、恐縮です!といったニュアンスの返事をされたので驚いた。求めたのはサイケでもなんでもないソウルものばかり。さすがに疲労あり、その近所に洋食屋を発見、ビフカツ定食をいただく。

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さてやっと本題に入れるか、つづく。