柳茶屋,リョウガイ@Tokuzo

仕事を終えて余裕で近鉄にて北上。郵便振込を済ませ、名古屋ウニタで書籍を数冊求め、お返しのクッキーも買い求めてからTokuzo入り。1500円。浜松のバンド、柳茶屋がTokuzoデビュー。白旗さんがまだ来ないねと余裕で対バンを気にせずに生ビールをのんでいたら最初に登場したのは・・・普段着?ながら名古屋で目のくりっとしたミュージシャンといえば小野良子さん、そして名古屋で頭にタオルを巻いたミュージシャンといえばGuyさんではないか。慌ててDATを準備するが一曲目間に合わず。小野良子flt+ガイac-gt。譜面台には雑誌「壮快」(マキノ出版)の旧号が置かれていて、この中の《体験談》が歌詞となっていった。ショウガ、アボガドオイル、ほか。演奏もさることながら今宵はGuyさんの上品な語り口を堪能することができた。このリョウガイ、思いがけない収穫だった。
柳茶屋。新曲を優先、しかも異なる作風を多く選曲されていた。向かって左からKIRAbsがテーブルを揺らしDATマイクに襲いかかる。右手、古木gtは珍しくアタッチメントも使用、クリアにディストーションされた音。会場を音で埋め尽くすのではなくひとつひとつの音が天井へ広がっていく。知っている限りではもっとも抑え気味のシャウトなのは緊張か、いや新たな路線か。柔な当方からみた柳茶屋の魅力は、古木路子のオープンコードを多用したロックンロールらしからぬギター+妥協しない唄と、強力なリズム陣との激突であるから、当方の好みではベスト。DsはUP-TIGHTでもおなじみ白旗丘、トイピアノも披露。ラスト、ギターにフィードバックもかかって幕。終演を待たずに近鉄急行で帰宅。なお柳茶屋、今度はツネマツマサトシと対バンだとか!