Daevid Allen solo @新世界Bridge

mabuya2006-10-07

休日とはいえ迷っていたが、昼過ぎに出発を決意、夕方車で伊賀神戸駅まで渋滞なく、近鉄急行に乗り込む。18時30分、新世界8階のエレベータが開くと…案の定、待ち人が。しかも4名、一昨日よりも出足が鈍いではないか。オールド・ファン、サイケおやじたちはどうしたんだ、どうでもよいが。今宵はソロだが(案の定)Acid Mothers Gongのおなじみのメンバーが続々と目の前を行きかう。なんでもセッティングに2時間かかってしまったと。普段なら憤るところであるが防火扉の向こうから漏れるリハ音の、Daevidのマイペースとした歌声を聞いていると隣人ともになぜか笑いがこみ上げてきて待つしかない。結局、18時50分頃開場、一昨日の半券が回収されて2500+300円。フロア中央左寄りにプロジェクタがセットされているため客席は中央〜右寄りに集められている。私はビデオカメラを中央後方、suharaさんの定位置近くに構える。冒頭上映されたのは1973年のGong…といっても唇寒し、よくわからないのだが岩山で舞踏するメンバー〜ライヴ・シーン。休憩時に津山さんがDaevidに質問した答えではピレーネ山脈?。正直、早くライヴ本編に移ってほしいという気持ちもまた、そのスクリーンに映し出される若きDaevidをみつめる本人の姿をみているうちに解消する。私はオールド・ファンでもなんでもない、すべてが四十の手習いだから、畏れ多くも新人歌手として臨んだ。Robert Wyattの作品とかコメントもあったし曲によっては拍手もあったが、どの曲がいつの作品か存ぜず、しかし味わいある歌い手であった。それは年輪とか枯れた、ではない。Acid Mothers Gongのライヴだけでは気づけなかったと思う。途中からJoshが脇に、彼の登場する合いの手を津山さんが「助手!」。これが序の口で、津山さんはBsではなく、カズー、リコーダとボーカル、更にアンコールではDaevidのアコギを持ち出し、津山VSDaevidの連続技を堪能することができた。ちなみに一昨日ビニル傘に括られたのはカズーであった。吉田達也以外のメンバーが揃ってフィナーレ。終曲のエンディングでDaevidが津山の頭を撫でたほどキマリ。休憩中、一昨年のライヴ写真のお礼でDaevidから声をかけられ緊張した。終電に間に合うためお暇。

  • Daevid Allen Dreamin' A Dream 旧作だが未入手だったもの。物販にて津山さんがプラケースに詰め立てのところを買う。ちょうど売店で焼き立てのちぢみを買ったように。