Acid Mothers Gong @新世界Bridge

mabuya2006-10-05

早退するつもりだったのに仕事が延びて、近鉄に乗り込むのにダッシュ、特急車内で一汗かく。せっかく開場時刻にBridgeへ到着したのになかなか防火シャッターが開くことなく、エレベータ前の全く換気のない空間で40分待たされる。十数人が汗を拭きながらひたすら耐える姿からはここが大阪・天王寺とは思われず、偏見か。ぐったりして入場。4000+300円、2daysで6500円とは半券で明後日のDaevid Allenソロが安くなるという。売店には期待していたご飯物がなかったので生春巻とか鯵の南蛮とか注文してビール。開演前からメンバーたちがフロアに居る。私はトイレでDaevidに遭遇してしまい、トイレの中でつい声をかけてしまった。ビデオ撮りのエクスキューズ。さてBridgeにて自分の定位置、むかって左翼にいったんは腰かけたが、右からの蒼い照明がきつくて今宵は右翼へ移動し記録に臨む。一昨年のAcid Mothers Gongとの違いはCotton、Gilli不在で野郎ばかりとなったこと。Daevidが脱がなかったこと(皆も同じ思いか、マントをつけて登場)しかしそれ以上に異なったのはノリである。Acid Mothers Temple soul collective 専属?のダンサーの調子が優れなかったことから察することができよう。第二部の冒頭ではDaevidと吉田の「対話」が長く続いた。"一昨年のAcid Mothers Gong"の再演を目指していないのは明らかだった。津山篤とDaevidのトークもなかった。津山はベース以外に、ビニル傘の柄を吹いて音を出していた。いったいどういうことか、第二部、左翼へ移動して至近距離からみれば柄にはちゃんと笛が取り付けられていた。第二部、河端がPink Lady Lemonadeのイントロを弾き出すことはあったが…。第一部80分、第二部50分、アンコールがIAO CHANT。終演後おくなり様にメディアを渡す。終電には間に合うものの自宅まで到達できず難波あたり泊。

  • The Invasions of Thunderbolt Pagoda (DVD,Saturnalia Studios) 《奇才Ira Cohen監督が68年に製作した超カルト前衛トリップ映画が遂にDVD化!最近発掘音源が続々リリースされている謎の実験音楽家Angus Macliseによる強烈に秘教的なオリジナルサントラも収録されていますが、更にアメリカ・アンダーグラウンド・シーンで活躍する集団即興グループSunburned Hand of The Manによるバージョン、そしてACID MOTHERS TEMPLE SWRがスコットランドのフェスティバルでこの映画のライヴサウンドトラックを担当した時のライヴ録音(完全収録)も収められており、任意でサウンドトラックを選択する事が可能。…》(AMTお知らせメールより)