津山篤やりっぱなし@Bears

mabuya2006-06-16

ぎゅう詰めを予想して三脚に換え一脚持参で到着するも会場には丸椅子が並べられ拍子抜け。昨晩のベアーズは灰野敬二のソロだったとのこと、それにしても関西の人はいったいどうなっとるんや?と2000円+缶ビール2本。恒例の、といってもまだ僅かだが、これまでのユニット集大成の「津山篤やりっぱなし」と趣が異なり、第一部:津山篤+道下慎介、第二部:河端一不在の Acid Mothers Temple & Incredible Strange Band(写真)、第三部:津山篤灰野敬二(+道下慎介)とすべてが新機軸で、リラックスというより息づまる3時間だった。AMT&ISBは今回、パーマネントなバンド宣言といおうか、AMT&…という冠も不要かと思われるほど。灰野敬二をライヴで観るのは相当久しぶりとなる。今回は、el-g、テレミン?、いつもなら津山さんが使うようなチャルメラエスニック風リード笛と入れ替え、津山さんのac-gと一緒に展開していく。終盤、津山さんはDs座席に専念、Bsも持ち込み、強力なリズム隊と化す。友人はどんなにダンサブルとなってもトラッドの匂いを嗅いでいたが当方は気づかず、ただ東西の巨人の、真剣勝負観戦するばかり。難波泊まり。