ミドリ、Fujii、三社@拾得

mabuya2006-05-08

昨日、大雨の名阪国道を下りJR柘植駅から草津乗り換えなしの京都行き普通電車に乗る。京都駅バス停Bから9番に乗り堀川丸太町で下車。2300/2600。拾得に入るとスタッフが暗幕を垂らし、ステージには野郎ども3名がスタンバイ。一番手はミドリである。果たして、まり子さんは階上から駆け下りてそのまま丸テーブルをひょいひょいと伝い歩きしていく。煽り立てるまり子さん。約1名を除いて着席したままの客席。しかし(だから、というべきか)ここからミドリのすごいところだけれど演奏が上滑りすることもなく集中度高し。客席はほぼ満席なのでステージ脇で立ったまま身体を揺らす。浦邊雅祥さんがニコニコとステージを観ているのがとても嬉しくなる。まり子さんが階上へ駆け抜けた後にテーブル席へ移動、マイクをセッティングする。ご飯物が注文できないとのことでビールを飲んで胃を満たす。続いて藤井海彦氏のFujii。ロックンロールがギミックであるロックの王道を聞かせる。マジョリカレジスタンス〜前夜〜ラブレスと未聴の当方、唇寒し。三上寛+石塚俊明+浦邊雅祥ならばたれも文句のつけようもなく、パーマネントな名前とする必要もなかろうが敢えて「三社」と名乗る。三上寛の楽曲を題材とする仕組みは変わらず。特筆すべきは浦邊雅祥さんの大活躍。あのブレシングで70分以上とは驚くばかり。しかも表情は柔らかく、楽しんでいる。こちらも吼えまくるしかなくまたも声をからしてしまう。終演後、3名にサインをいただく。京都駅22:30になんとか間に合い草津で乗り換え。行き違いの電車の遅れがあり8分遅れで出発。京都へのライヴ観戦時の定番となったこのルート、終演まで楽しめるのはよいが片道3時間弱かかってしまう。