NAKANISHI、山田バウズ, JUNYAO@Lucrezia

伊勢湾岸も順調に、途中赤塚で休憩して浜松入り。1000+500円。もぎりは中西さん。LP少々をお土産に、我が家の整理を兼ねて。中西さんのライヴ、1月を逃していたので今回こそと予定していたが先日ダモ鈴木Lucreziaで山田さんからふと「一応僕も」と告知を聞いてから楽しみにしていた。今宵はその中西さん企画、それぞれ経歴ありのソロばかり、まずJunyaoこと大谷さん、gt弾き唄い。元々ベーシストでgtソロは初めてとのこと、エフェクタの操作も確かに初々しい。gtを縦に構え弦に対してストロークが平行に近く、フォークっぽくない、Jandek的といおうか、終盤、打ち込みが加わってから硬さがとれ。山田バウズ。いつもImpedanceなどで聞かれるgtの、つんのめるリズムと、その展開が見事。頭脳警察のカバーあり。後半、年末の@SpiralMartの続きではないけれどもDrとのデュオ。中西さんのソロは久しく行けなかった。1月にはSaxも交えたとのことだが、今宵はアコギ一本。丁寧なできばえで、音源となることが望ましい。昨年初頭、初めて中西さんに出会ったとき、音源やら映像では伝わらないなどという意見にあやふやに相槌していたが、ライヴの一回性から持続性へと考えれば、今宵のような押しと退きのある演奏がよいと思う、それが中西さんのすべてではないにせよ、アコギ一本で十二分なノリ、ロックでありうる。私は椅子に座ったままでずいぶんと体を揺らせていたようだ(と隣のお客から指摘されてしまう)。ラストに3名のセッションがあって、大谷さんは驚きのヘビメタ風Drで参加、とはいえ手馴れたものではなく、中西さんのとの絡みにハッとさせられる。お決まりの、時間を食い潰すセッションというよりパーマネントなグループのような、息のあった演奏、10分以内で終了。