土龍団

SOFTROCK DRIVIN'を聴く。めまいのするような冒頭の数曲(サイケデリック!)からボサノバへ、そしてタイトル曲あたりからフィナーレへ向かう流れもすばらしい。1曲ごとにディレクターとエンジニアが明記された解説は至り尽せりであり、収められた曲の端麗さに加えてこのシリーズの企画じたいの志の高さを感じる。近年、ひとつ手前の時代の作品を各社協同で企画したシリーズもまた全作品購入したもののいまひとつ入り込めないのはそのような凛凛しさに欠けているように思えるのだ。土龍団は現在、吉田明裕ひとりとされているが「空と海とわたし」では濱田高志が担当している。解説の末尾に活動予告が掲載されている。ひとつが「TV AGE」シリーズである。

■テレビ世代に送る本格的アーカイヴ・シリーズ
幼い日、ブラウン管から流れてきた忘れられないあの曲、あの歌、あの歌声!テレビ・映画の劇中音楽から初音盤化となるコマソン、さらには歌謡曲の隠れた名曲まで、関係者への取材に基づく詳細なライナーノーツと共に送る、本格的アーカイヴ・シリーズ、今春いよいよスタート!!

久々にHPを紐解けば、新企画が掲載されていた。

さらにBridgeをチェックすると、なんと原将人の復刻が予定されているのを知った。