Moro-Moro-No-Uta@LUCREZIA

出発を迷っていたが夕方に決断、JR快速みえ〜新幹線こだまで浜松着、ホテルは当日予約をいれる。尾形さん不在で受付は柳茶屋のお二方だった。1000/1500+500、前売にて処理いただく。今宵はソロばかり4名。開演前に豊岡さんの姿を発見する。山崎大介(SONGStERS)はどこか奥田民生にも似たぶっきらぼうな井手達でフラットな歌い方を通じて、とびきりメロディアスな楽曲を歌い、ポップス狂の片鱗をみせる。ラストはどこかで聴いた曲かと思いきやビートルズが初期にカバーした曲を解釈したものだった。古木路子(柳茶屋)は3ヶ月前に購入したばかりというアコギ姿を初披露、でも以前からみなれていたような気がしてなんら違和感なかった。バンドのときの開放コードとかその詩人ぶりだとか。柳茶屋のカバーはJOJO広重言及の一曲か。キキミミズ(from 静岡)、前回8月の一曲目が持っていた、決意表明を感じさせる歌と同等の力を最初から幾曲も持続させている。白旗さんが10月よかったよ、というのはこのことではないのか。難しいフィンガリングの曲でもボーカルが優っている。今宵は十分に満足だからあの曲はまた次回までお預けか…とちょっと残念な気持ちの只中、ラストに持ってきたのがあの曲。タイトルは「引き算」とのこと。前回迸る感情を抑えきれないような出来だったが今宵は見事に歌に収めきった作品。静かだからいい、シャウトすればだめ、というわけではないけれどヤラレてしまった。トリは企画者でもあるKIRA C-Jam。初めて聴いたが、ハーモニカの交換も手馴れたホーボー・スタイルで、歌は初々しく新鮮に響く、どこかへ連れ出してくれるような、過度期の友部正人のような軽妙さも。10PM終演。迷った末の観戦だったがしっくりくるものがあった。和田さんほか声をかけていただき1AM頃までお邪魔。