難解アヴァンギャルド＠天王寺ALICE

前日に近鉄の特急券を予約し満を持して早退するつもりが結局特急を一本遅らせる。天王寺へ６時に間に合うなど不可能（以前の職場ならできたが…）。地図を片手に到着すると既に最初のバンド・雑想のタイトなサウンドが通りに洩れていた。まる福・天野所長と再会。不思議の国のアリスは初めて、というより天王寺から新今宮へ向かって通りを歩くことじたい初めてだった。狭いライヴハウス。しかし音は意外とクリア。田口史人店長のユニット・１。ワン・アイデアで終わらず本格的な唄もの、ロックものに驚く。最初のフォークっぽいところでは模様眺めだったが「５年」初めて生で聴き、熱くなってしまう。田口さんのエモーショナルな部分がよく出ていてよかった。さて、まる福。dsは昨年と替わって別の女性。bsは長身で髪を染めた大学生という。バンドとしてまとまっているのか、フクゾウさんの爆発具合がタダものではなかった。そして天野所長のgtが美しく冴え渡る。初めてカセットを聴いたときの躍動感が甦る。フクゾウさん、天井の鉄骨をウンテイに見立てて客席へ進む。僅か３曲だったが以降２バンドへ与えた影響は大きかったのでは。ミドリ。魅力的な女性にプログレッシヴなキーボード＋大活躍のｄｓ。デジカメのファインダー越しに見惚れていましたね。

• ミドリ 1st (CDR)
• ミドリ 2nd (CDR)
• 1 - Black Album (CDR) thanks to Taguchi