ACID MOTHERS TEPMLE & the COSMIC INFERNO @ベアーズ

またしても伊賀神戸から難波を目指す。ベアーズへの道も馴染み深くなる。開演を過ぎて到着。1500/2000。ドアを入ってすぐにばるる。。さん、そしてビデオ撮りのsuharaさんの姿が。対バンが終わってツインドラムスほか準備が整う中、河端さんが後方から「代金は後から」と下記CDを手渡しながらすぅっとステージへ。気合いが入っている。Acid Mothers Of Invasion:むかって左手に岡野太ds、田畑満bs、右手に志村浩二ds、河端一gt、中央に東洋之syn,gt。演奏に先立ち、河端さんのコメント、「このバンドは次回から Acid Mothers Temple & The Cosmic Inferno となります…」。いきなり東さんがシンセを抱えてうごめく、のたうつ。スタンドが、モニタが、アンプが倒れ…予期せぬ轟音に包まれる。河端さんは弓弾きなしでただ弾きまくる……と書くと滅茶苦茶のようだが、実際には河端さんと東さんが二人で舞踏をしているふうにみえた、とても美しいフォームで……。爆音は1時間途切れない。1時間にわたるインプロヴィゼーションを、耳を澄まして、目を凝らして体験した。はたしてDATは自動録音調整してくれたのか。ついこないだの10時間耐久セッションの余韻を、正月気分を吹き飛ばす、2005年型AMTの高らかな宣言である。やられた。こういうときに限ってカメラを忘れていた。帰りの青山峠は-2℃、緊張してとばした。

  • Mainliner - Psychedelic Polyhedron (fractal,CD reissue with bonus track)