SAY NO WAR@カッチョブー

昨晩、少々遅刻して松阪へ。昼間には行進も行われたようだが「NOFUTURE友の会presents#2」としてビデオ上映がありその後ライヴという構成。カンパのみ。このビデオは「テロリストは誰?」という公式サイトも用意された話題作であった。そのサイトによれば、メディア(ビデオ/DVD)じたいは安価で入手できるが、上映会一人につき400円を納めることなど既にシステムとして手馴れた先方の手法が気になるところである。主にアメリカの裏工作に焦点を充てた二時間強のオムニバス、とはいえ九割以上語り(をしている人物近影のみ)で占められているため観続けるのはしんどい。ましてやプロパガンダが明確で揺らぐことがないためトーンの起伏もない。先週「華氏911」を観たばかりなので尚更。パナマニカラグア、イラン他ある程度知識が必要か、ならばこれを機会に、と若者にはよい機会となろう。解説者が入り込むよりも(映画と直接は関連のない)ライヴと組み合わせた点を賞賛すべきであろう。何よりもカッチョブーという会場で映像を見事に上映することができることに驚く。その点でとてもよいハコである。さて映像が終了してから4バンド。お目当てのEric Orgastはよい出来。3名ともまだまだ余裕あり、模索あり。Amokは8月当方企画の選曲からリフの明瞭なものがピックアップされたような、それもよいがやや定石に収まった。Because、ベーシストが女性というだけでOKなのだ。今回DATは禁断のmanual level調整、メモリ1にしたのにやはり歪んでいる。結論:いかなる場合も自動録音にすべき。このイヴェントもチャージ・フリー。上記版元の指定どおり(1000〜1500円)に従う必要など全くない、しかし少なくとも演奏に対してフリーとはおかしな話ではないか。一方、有料チャージがちらほらと告知されるようになったがどうだろう、地元バンドでも有料が本来ではないか。地元(カッチョブー界隈)を代表するバンドが4つ出ている。まずライヴへの報酬(僅かの額でも)であると同時に音楽への認証。
マザーグースレコードMaquiladoraのCDを届けに。レコード・コレクターズ10月号、

NHKアーカイブス沢田教一というカメラマン。