Maquiladora@カッチョブー

朝、車のエアコンとパワーウィンドウの修理に行く。颱風16号が近づいて風が強い。しかし降雨はまだない。午後、Ericから、いま加茂にいて15:30亀山駅着と公衆電話より。おおげさだが家族で出迎える。記念写真。高速道路で松阪へ。チェックイン後、カッチョブーへ。既に河端&東組は到着していた。夕食は一升びん本店に挑戦、これは1月のリベンジ。Philの嫁さん姉妹らも合流する。さて京都から三木兄、そしてなんと姫路からぽんすさんが来てくれた。しかし集客は個人的には落胆を隠せず。予定を30分おして開演。世界初公開・河端一のハーディガーディ+Bruceのハルモニウム。河端さんは立ったまま、だっこひもでつるした赤ん坊を抱くようにして木製のそれを操る。手回しレバーを休めることはない。Bruceは座り込んだまま鞴(ふいご)の手作業が途切れない。ひたすら音色に聞き惚れる。de tomaso panteraはリハ無しであった。久々の地元なのに実質的に他流試合(身内の観客が少ない!)が心地よい緊張感を生む。機材トラブルもなく高橋さんのギターもよく聞き取れる。Maquiladoraの前に anthology of american folk music を流したらBruceが鋭く反応していた。Maquiladoraの演奏は一昨日と異なっていた。そういえば昨年の3公演とも異なった印象だったのを思い出した。Tokuzoの、前へ向かってくるような勢いではなく、楽器の絡み、ボーカルの絡みが美しく、so far away など絶品だった。河端&東両者が加わった最初の新曲に泣けてしまった(自分の精神状態も含めて)。とりわけ東さんのシンセが美しく響いた。Maquiladoraだけで90分近く演奏していただけた。最後は轟音で幕を閉じる。1AM過ぎまで歓談。