Maquiladora＠Tokuzo

夕方、車で名古屋へ。名古屋高速の回数券を求む。Tokuzo近くの30分100円の駐車場へ入れる。メンバーが近くの丼屋へ入っていくのを目撃した。2300/2500円。瓶ビール×２、海鮮ビーフン（辛い）。隣りには東京から工藤冬里２daysのため一泊二日の御方。東京からみた名古屋・関西話が興味深い。なお遠方から順に来場する法則、開演間近でぐっと客増える。テニスコーツwith河端一・東洋之。女性の声がすべて、「天皇/ノイズ」より親しみやすいのはシンセをあやつる腕の存在感。腕にみとれていた。植野氏は前後に踏むステップに気を取られる、次々と技を繰り出すギターで、河端さんも音色の反応に苦慮か。自分が録音のためとはいえ最前列に陣取ってしまいPAの音がうまく拾えなかったからそう聞こえたのか。Maquiladoraは予想を越えていた。最初から河端一と東洋之が両脇を固めて総勢５名で始まって終盤まで。いきなり立て続けに新曲を。昨年の、はかなさ・うつろいやすさではなく、力強い演奏と力強いコーラスに面食らった。歌い過ぎているのでは、今宵は。Bruceの轟音インプロは以前から見え隠れしていたから納得だが……。さて工藤冬里いや、マヘルではないか。10名近くの素人っぽい（失礼全然知らないので）人々がたむろする。夏の大学生風の工藤がエレキギターで曲名と、コンセプトを短い日本語で告げる、それを皆が実行していく。決してはぐらかしているわけではない。これぞミキサー泣かせのマヘルらしいではないか。終演後、東さんが手短に（瞬時に）この音楽を評論した。明晰そのもので、まったくもやもやが晴れることばだった、これなら音楽雑誌なんて要らないわけだ、と思った。

• Maquiladora with Kawabata Makoto / Kiss Over (2CDs)
• Ueh & Kawabata Makoto / Pataphysical Overdrive To My Cosmos (CD)
• Kawabata Makoto / O Si Amos A Sighire A Essere Duas Umbras?[Important](CD)
• Maquiladora T shirts