三上寛@神月座・鈴鹿

近鉄鈴鹿市駅のそば、車で向かったが少々迷う。舞台はまたしても酒蔵。前売2700円。3,40名か、年齢層高い。山野耕治DVD「野丁場のおとこたち」発売記念ジョイント・ライヴ。山野さんもステージで挨拶。三上寛とは古くからの友人らしい。前半、アコギ、表情豊か、ときに琵琶法師のような趣も。それ以上にボーカルの表情がすばらしい。例えば「美術館」、ともすると「ビジュツカン」という言葉にtoo muchの気分を抱くときもあったが、今宵、それらは単なる繰り返しではなかった。何がのりうつっているのか。「ゆりこ先生山羊連れて」の連呼にも泣けた。「とうさん・しろばい・ふたりのり」にも泣けた。父親が出てくる詞には弱い。フランス公演の余韻あるMCも傑作だが省略。あいさつもそこそこに帰路につく。