玉栄政昭うむいの世界@勝連

 大阪から関空へ向かう。特急はるかは大阪駅を通過してしまうのでいったん新大阪まで出る。空港に着くだけで一時間以上もかかってしまう。関空の国内線ロビーは予想より狭かったが早朝閑散としており、出発まで仮面ライダー555を見て待つ。ジェット気流のため飛行機到着が遅れていた。快晴で雲海が美しい。
 那覇空港に到着してすぐに、ふとひらめいたみどり荘に予約をいれる。2000円也。さて那覇からどうやって向かうか。高速バスを予定していたものの、那覇ラソンが開かれていて交通規制が心配になり、ゆいレールに乗る。ところが見下ろすかぎり交通量は普段より少ない。県庁前で焦って降りてバスターミナルまで走り、高速バスに乗りこみ一安心。あっという間に胡屋へ。みどり荘には誰も居らず、要らない荷物とメモを置いてすぐにバス停へ戻る。目的地は27あるいは80系統だと調べておいたのに、なかなかバスが来ないので気が急いてしまって、なんやら経由の具志川行きへ乗り込んでしまう。コザ十字路を直進したまではよかったが、途中から左折していくので慌てて降りて、赤道十字路へ戻る。なんのことはない、27系統はたくさん運行しているではないか。しかし私には遥々やってきた感が強まった。開演10分前に無事、きむたかホールへ到着。高台に位置し、石油備蓄基地ほか眺めが良い。きょうは風が強く肌寒い…。会場はほぼ満席で、中には知名定男、玉城満らの姿も。前方、招待客用の張り紙が取っ払われたのでいちばん前列に陣取る。マイクもセッティングする(会長より許可いただく)。ビセマキさまと遭遇、大阪にいたはず……。
 幕が開く。なんと玉栄政昭さんはバンドのメンバーと並んで横一列でステージ後方に並んでいる。これでは誰のコンサートかわからない。二曲、玉栄さんが歌った後、お弟子さんの女の子2名が「さんだん花」「長い髪をなびかせて」を歌う。カセット「銀河91」にのみ収められている佳曲。このカセットのB面「長い髪〜」「さんだん花」「ボタンと希望」は必殺の名曲ばかり並ぶ。