二人のビッグショー@Hard Rain

曇り。夕方より大阪へ向かう。例によって車で伊賀神戸まで進み、近鉄区間快速に乗り換える。こうすると23:08の終電でも帰宅することができる。前回とは別の駐車場へセルフサービスで500円を納める。JR改札口にてスルッと関西カードではJRに乗れないことを初めて体験。《二人のビッグ・ショー》いちばん乗り。物販ではすべて手元にあるものばかりと思いきや驚きの「Private Tape 8」が並んでいた。最前列で録音組は3名。津山さんのアコースティック・ソロ、オクシタンほかトラディショナルな弾き語り。河端さんのソロ、現代音楽のメドレーとのことだが前半弓弾き〜Ladyをベースとした重ねた音響。これはツアーCDの完コピーをめざしたとのこと。つづいてZoffy。トラディショナル路線〜ロック名曲カバー。数年前のKUKUを思い出す。当時、私はこの洒落についていけず白けていた。津山さんはきょうのMCで「私は決して器用ではない」とコメントしていたが、私は当時「器用貧乏」などと思っていた。その後、津山さんのさまざまなアクションに、パッションがひしひしと感じられる連続であり、徐々に修正されていくことになったわけだ。そしてオークション。「Zoffy誕生編」のカセットのみ。1000円スタートに対し私は焦って2000円と声をかけ会場の沈黙を誘った。嬉しい結果だが大阪という地では不適切だったろうか。昨年末Tokuzoで Mainliner を落札できなかったのが未だにくやしく、どうしてあのときブレーキをかけてしまったのか。AMT関連をオークションで値を吊り上げることは控えていたのだが、支払う先がご当人たちならば問題はないのではないか。この反省のもとに今回は多めの千円札を用意してきた。さて西日本。ドラムは「関西の奇蹟」岡野さんだが、ドラ付きの見事なもの。スリーピースのハードロックを一時間堪能。いよいよ22:30分を過ぎる。もしもう一曲アンコールでもあれば諦めてホテル関西へ泊まる気持ちに傾いていたが、西日本Tシャツが意外にも容易に落札できてしまい、喜んで会場を後にする。この時点で22:37。大阪駅発22:46に乗車できれば鶴橋から余裕で帰ることができる。しかし缶ビール3本飲んだ体は思うように動けず、改札口も面倒とエイヤッと柵を飛び越え、ホームへ登りきるとお目当ての環状線はまさに出発し始めていた。しかたなく最後の賭け、大阪駅発22:53に乗り込む。はたして鶴橋駅では23:08発青山駅行きに飛び乗りすることができた。再び伊賀神戸駅00:12下車、車で自宅に向かう。帰宅1時。