正午なり@なんや

天気予報では午後下り坂のはずが晴天。夕方、名古屋へ。登山用のレインコート。地下鉄御器所駅で初めて下車。いったい桜通線鶴舞線とではどちらが速いのか。往きは東山線鶴舞線だったが帰りは桜通線を試みた。しかし桜通線名古屋駅に着いてからがひと苦労。さてだいたい見当をつけておいたが御器所駅よりいったん地上に出ると迷ってしまい電話する。なんやは、たしかに三叉路の「中洲」にあった。二階がライヴスペース、扇形の奥まったコーナーがステージで、扇の広がる方向へ音が向かうのだが、今晩ならば14名の客でいっぱい。アジア料理や泡盛もあるがメニューも紙に書いて並べて張られた気楽さで、さほどエコロジスト化しておらず居心地は悪くない。生ビールとハルピン風チャーハン、キューバリブレ追加。正午なりのライヴじたい昨年の6月以来だが、河端一とコラボしないライヴは更に遡る。三木さんはビールのカートンの上にキーボードを置き、マキーラドーラのツートーンTシャツを着て演奏。石田さんは薄手の何?を羽織って、力みなく歌う。二部構成で前半途中より臼井のギターが加わる。ボリュームを細やかに調節していくが音量が物足りない(すぐに5弦が切れたこともあり)。昨年3月、河端のギターがCDで聴いていたものとは全く異なる大音量であったこと、またそれに全く動じない二人の姿。その衝撃(私にとっての)から逃れる第一歩。第二部には鬼頭のサックス&フルートが加わり、ラスト2曲がカルテット。ほんの1,2m先でのパフォーマンスは得三では味わえない。初期の曲はどうしても早川義夫を感じてしまうが、CDの曲、新曲はのびのびと、メロディの美しさも。しかしながら当方にとって今宵は全く「ハレ」の時間。
AMTのBBSにVHFrecords の書き込みが。臼井弘行の"L"が $20 on sale。なにかが起こり始めている。